52PM044|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
裂孔原性網膜剝離をきたすのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
裂孔原性網膜剥離を合併する全身疾患を問う問題です。
解説
アトピー性皮膚炎では、患者が顔面のかゆみのために眼を強くこすったり叩いたりするため、その慢性的な機械的刺激により網膜裂孔が生じ、裂孔原性網膜剥離をきたします。若年者に生じるのが特徴です。
白内障(前嚢下)や円錐角膜も合併します。関節リウマチ・重症筋無力症・甲状腺機能異常・ガラクトース血症では網膜剥離は生じません。
選択肢の確認
1.関節リウマチ
誤り。関節リウマチでは強膜炎や周辺部角膜潰瘍がみられる。
2.重症筋無力症
誤り。重症筋無力症は神経筋接合部の障害である。
3.甲状腺機能異常
誤り。甲状腺機能異常では甲状腺眼症がみられる。
4.アトピー性皮膚炎
正しい。アトピー性皮膚炎では眼をこする刺激により裂孔原性網膜剥離をきたす。
5.ガラクトース血症
誤り。ガラクトース血症では白内障がみられる。
覚えるポイント
- アトピー性皮膚炎の眼合併症=白内障(前嚢下)、網膜剥離、円錐角膜、角結膜炎。
- 若年者の網膜剥離をみたらアトピー性皮膚炎の有無を確認する。
- 眼をこすらないよう指導することが予防として重要。