52PM045|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
網膜の虚血を示す所見はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
網膜の虚血を示す所見を問う問題です。
解説
軟性白斑(綿花様白斑)は、網膜の毛細血管が閉塞して神経線維層に軸索輸送の停滞が起こり、局所的に白く腫れて見えるものです。すなわち網膜内層の虚血を直接示す所見です。
硬性白斑は血漿成分の漏出による脂質沈着、黄斑浮腫は血管透過性の亢進、網膜細動脈瘤は血管壁の局所的な拡張、網膜格子状変性は周辺部の変性であり、虚血を示すものではありません。
選択肢の確認
1.黄斑浮腫
誤り。黄斑浮腫は血管透過性の亢進による。
2.硬性白斑
誤り。硬性白斑は血漿成分の漏出による脂質沈着である。
3.軟性白斑
正しい。軟性白斑は網膜内層の虚血を示す所見である。
4.網膜細動脈瘤
誤り。網膜細動脈瘤は血管壁の局所的な拡張である。
5.網膜格子状変性
誤り。網膜格子状変性は周辺部の変性で虚血とは関係しない。
覚えるポイント
- 軟性白斑=毛細血管閉塞による神経線維層の梗塞。虚血のサイン。
- 硬性白斑=漏出した血漿の脂質成分の沈着。境界明瞭で黄色。
- 虚血が広がると新生血管が生じる(増殖網膜症へ進行)。