52PM046第52回 視能訓練士国家試験 過去問

強膜炎で正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

強膜炎の特徴を問う問題です。

解説

強膜炎の充血は深層(強膜表層)の血管によるもので、血管収縮薬(フェニレフリン)を点眼しても消退しません。一方、上強膜炎の充血は表層の血管によるため点眼で消退します。この違いが両者の鑑別点になります。

強膜炎では深部から響く強い疼痛があり、後部強膜炎では網膜(漿液性剥離)にも影響し、原因は主として自己免疫(関節リウマチなど)で、治療にはステロイドの内服が用いられます。

選択肢の確認

1.疼痛はない。
誤り。深部から響く強い疼痛がある。

2.網膜には影響しない。
誤り。後部強膜炎では漿液性網膜剥離など網膜にも影響する。

3.細菌感染が主因である。
誤り。主因は自己免疫であり細菌感染ではない。

4.血管収縮薬の点眼で充血は改善しない。
正しい。血管収縮薬の点眼では充血が改善しない。

5.副腎皮質ステロイド薬の内服は禁忌である。
誤り。副腎皮質ステロイド薬の内服はむしろ治療の中心である。

覚えるポイント

  • 強膜炎=深層の充血(紫紅色)、強い疼痛。フェニレフリンで消退しない。
  • 上強膜炎=表層の充血、軽い症状。フェニレフリンで消退する。
  • 強膜炎は関節リウマチ・多発血管炎性肉芽腫症など全身疾患を伴うことが多い。

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