52PM065|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
回旋斜視について正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・4
正答
2、4
この問題のポイント
回旋斜視の特徴と治療を問う問題です。
解説
外方回旋斜視に対しては、上斜筋の内旋作用を強める**上斜筋前部前転術(原田-伊藤法)**が行われます。また回旋偏位は斜筋の作用が視方向で変わるため、むき眼位により偏位量が異なります(上斜筋麻痺では下方視で外方回旋が最大)。
水平偏位を伴うことがあり、Hess赤緑試験では回旋を測定できず(大型弱視鏡やMaddox二重杆で測る)、上斜筋麻痺では内方回旋作用が失われて外方回旋偏位が生じます。
選択肢の確認
1.水平偏位は伴わない。
誤り。水平偏位を伴うことがある。
2.上斜筋前部前転術を行う。
正しい。外方回旋斜視には上斜筋前部前転術(原田-伊藤法)を行う。
3.Hess 赤緑試験で定量する。
誤り。Hess赤緑試験では回旋偏位は測定できない。
4.むき眼位で偏位量が異なる。
正しい。むき眼位により回旋偏位量は異なる。
5.上斜筋麻痺では内方回旋偏位が生じる。
誤り。上斜筋麻痺では外方回旋偏位が生じる。
覚えるポイント
- 回旋の測定=大型弱視鏡、Maddox二重杆、眼底写真(乳頭中心窩角)。
- 上斜筋麻痺=外方回旋。下方視で最大となる。
- 外方回旋の矯正=原田-伊藤法、上直筋の鼻側移動、下直筋の耳側移動。