52PM064|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
調和性異常対応があるとき、眼位異常が検出されないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
調和性異常対応があるときに眼位異常が検出されない検査を問う問題です。
解説
Hess赤緑試験は、被検者が自覚的に赤と緑の指標を重ねる検査です。調和性異常対応が成立していると、斜視があっても両眼の像が同じ方向に見えるため、指標が一致してしまい眼位のずれとして記録されません。網膜正常対応が前提の検査なのはこのためです。
Krimsky試験・Hirschberg試験は他覚的、交代プリズム遮閉試験・同時プリズム遮閉試験は眼球の動きをみる他覚的検査なので、いずれも対応の状態に左右されません。
選択肢の確認
1.Krimsky 試験
誤り。Krimsky試験は他覚的で対応の状態に左右されない。
2.Hess 赤緑試験
正しい。Hess赤緑試験は自覚的であり調和性異常対応では偏位が検出されない。
3.Hirschberg 試験
誤り。Hirschberg試験は他覚的で対応の状態に左右されない。
4.交代プリズム遮閉試験
誤り。交代プリズム遮閉試験は眼球の動きをみる他覚的検査である。
5.同時プリズム遮閉試験
誤り。同時プリズム遮閉試験は眼球の動きをみる他覚的検査である。
覚えるポイント
- Hess赤緑試験は網膜正常対応が前提。異常対応では成立しない。
- 自覚的斜視角=異常対応では他覚的斜視角と一致しない。
- 調和性異常対応=自覚的斜視角が0(複視を自覚しない)。