53AM026|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
両眼注視野検査について正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
両眼注視野検査の意義を問う問題です。
解説
両眼注視野とは、両眼で単一視できる(複視が生じない)範囲を表したものです。眼球運動が制限されている方向では単一視できなくなるため、その方向の注視野が狭窄します。
検査では視標を追視させながら測り、複像間距離ではなく単一視の限界を記録し、頭位を正面に固定して行い、専用の両眼注視野計(またはGoldmann視野計の改変)を用います。
選択肢の確認
1.視標は追視せずに行う。
誤り。視標を追視させながら測定する。
2.複像間距離を測定する。
誤り。測定するのは単一視できる範囲であり複像間距離ではない。
3.頭位異常のまま測定する。
誤り。頭位を正面に固定して測定する。
4.Humphrey 視野計で測定する。
誤り。Humphrey視野計は静的視野の測定に用いる。
5.眼球運動制限がある方向は狭窄する。
正しい。眼球運動制限がある方向では注視野が狭窄する。
覚えるポイント
- 両眼注視野=両眼単一視できる範囲。麻痺性斜視の経過観察に有用。
- 眼球運動制限の方向で狭窄する。治療効果の判定にも用いる。
- 頭位は正面に固定し、代償頭位を使わせない。