55PM039|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
Goldmann 視野計による両眼注視野検査で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
Goldmann視野計による両眼注視野検査の手技を問う問題です。
解説
両眼注視野検査では、中心から周辺へ(遠心性に)視標を動かし、単一視できなくなった(複視が出た)点を記録します。通常の視野検査(求心性)とは逆向きです。
遠見の条件で行い近見矯正はせず、両眼の**共同運動(むき運動)**を測り(ひき運動ではない)、抑制があると複視を訴えないため成立せず、被検者は視標を追視するので固視観察筒は用いません。
選択肢の確認
1.近見矯正する。
誤り。遠見の条件で行い近見矯正はしない。
2.ひき運動を測る。
誤り。両眼の共同運動(むき運動)を測る検査である。
3.視標は遠心性に動かす。
正しい。視標は中心から周辺へ遠心性に動かす。
4.一眼に抑制があっても実施できる。
誤り。抑制があると複視を訴えず検査が成立しない。
5.固視観察筒から眼球運動を観察する。
誤り。被検者が視標を追視するため固視観察筒は用いない。
覚えるポイント
- 両眼注視野=両眼単一視できる範囲。複視が出た点を遠心性に記録する。
- 眼球運動制限のある方向で狭窄する。麻痺性斜視の経過観察に有用。
- 抑制がある症例では成立しない(複視を自覚しないため)。