53PM058第53回 視能訓練士国家試験 過去問

遠用眼鏡レンズの光学的位置の設定で適さないのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

遠用眼鏡レンズの光学的位置の設定を問う問題です。

解説

前傾角(パントスコピック角)は、遠用眼鏡では8〜12°程度が標準です。10〜15°は近方視を重視した設定に寄っており、遠用単焦点レンズの標準的な設定としては適しません。

光学中心を瞳孔中心よりわずかに下げること、そり角(フェイスフォームアングル)を180°前後にすること、頂点間距離12 mm、瞳孔間距離を遠方視時の値にすることは、いずれも適切な設定です。

選択肢の確認

1.光学中心の高さ ── 瞳孔中心より下げ量2 mm
誤り。光学中心を瞳孔中心よりわずかに下げるのは適切である。

2.前傾角 ── 10~15°
正しい。遠用眼鏡の前傾角は8〜12°程度が標準で、10〜15°は適さない。

3.そり角 ── 180°
誤り。そり角を180°前後にするのは適切である。

4.頂点間距離 ── 12 mm
誤り。頂点間距離12 mmは標準的な設定である。

5.瞳孔間距離 ── 遠方視時の距離
誤り。遠用では遠方視時の瞳孔間距離を用いるのが適切である。

覚えるポイント

  • 頂点間距離=12 mm。前傾角=遠用で8〜12°、累進では大きめにとる。
  • 前傾角が大きすぎると不要な乱視(斜位乱視)が生じる。
  • 近用PDは遠用PDより約3〜4 mm短い。

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