54AM016|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
パターン反転刺激を用いて同一健常者から得られた視覚誘発電位〈VEP〉の波形(別冊No. 2)を別に示す。 A とB の測定条件の違いはどれか。

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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
パターン反転VEPの測定条件の違いを問う図問題です。
解説
パターン反転VEPでは、反転頻度によって波形の性質が大きく変わります。低頻度(1〜2 Hz程度)では過渡(transient)VEPとしてN75・P100・N145の明瞭な波形が得られますが、高頻度(8 Hz以上)では定常状態(steady-state)VEPとなり、正弦波状の連続した波形になります。
図のAとBで波形の性質そのものが異なっていれば、その違いは反転頻度によるものです。
選択肢の確認
1.屈折矯正
誤り。屈折矯正の違いでは振幅が変わるが波形の性質は変わらない。
2.刺激野の平均輝度
誤り。平均輝度の違いでは波形の性質そのものは変わらない。
3.順応
誤り。順応の違いでは波形の性質そのものは変わらない。
4.チェックサイズ
誤り。チェックサイズの違いでは振幅と潜時が変わるが波形の型は変わらない。
5.反転頻度
正しい。反転頻度の違いにより過渡VEPと定常状態VEPという波形の型が変わる。
覚えるポイント
- 低頻度(1〜2 Hz)=過渡VEP(N75・P100・N145)。
- 高頻度(8 Hz以上)=定常状態VEP(正弦波状)。
- P100潜時の延長=視神経炎・脱髄疾患。振幅の低下=軸索障害。