54AM037|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
Hess 赤緑試験における検査の必要条件はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
Hess赤緑試験の実施条件を問う問題です。
解説
Hess赤緑試験は、赤ガラス側の眼が見る固視標に、緑側の眼が見る指標を重ねさせる自覚的検査です。したがって網膜正常対応であることが必須の条件になります。異常対応があると指標を重ねる位置がずれてしまい、偏位量として記録されません。
そのほか、両眼とも固視可能であること、強い抑制がないことも必要です。γ角異常・回旋複視・共同性か否か・核上性眼球運動異常は、実施の必要条件ではありません。
選択肢の確認
1.γ 角異常がない。
誤り。γ角異常の有無は実施の必要条件ではない。
2.回旋複視がない。
誤り。回旋複視の有無は実施の必要条件ではない。
3.共同性斜視である。
誤り。むしろ非共同性斜視の評価に用いる検査である。
4.網膜正常対応である。
正しい。網膜正常対応であることが必須の条件である。
5.核上性眼球運動異常がない。
誤り。核上性眼球運動異常の有無は実施の必要条件ではない。
覚えるポイント
- Hess赤緑試験の前提=網膜正常対応、両眼固視可能、強い抑制がないこと。
- 異常対応や深い抑制があると記録が成立しない。
- 小さい図=麻痺眼、大きい図=健眼。