54AM038第54回 視能訓練士国家試験 過去問

相対的瞳孔求心路障害を呈する疾患はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

相対的瞳孔求心路障害(RAPD)を呈する疾患を問う問題です。

解説

RAPDは、片眼の求心路(視神経・網膜)の障害を示す所見です。視神経炎では患眼の求心路が障害されるため、swinging flashlight testで患眼に光を移したときに両眼が散大します。

Adie症候群・動眼神経麻痺・瞳孔括約筋断裂は遠心路の障害、Horner症候群は交感神経の障害であり、いずれもRAPDは呈しません。

選択肢の確認

1.視神経炎
正しい。視神経炎では片眼の求心路障害によりRAPDを呈する。

2.Adie 症候群
誤り。Adie症候群は毛様体神経節(遠心路)の障害である。

3.動眼神経麻痺
誤り。動眼神経麻痺は遠心路の障害である。

4.Horner 症候群
誤り。Horner症候群は交感神経の障害である。

5.瞳孔括約筋断裂
誤り。瞳孔括約筋断裂は効果器の障害である。

覚えるポイント

  • RAPD=片眼の求心路(網膜・視神経)の障害。swinging flashlight testで検出。
  • 遠心路の障害では安静時の瞳孔不同が生じるがRAPDは出ない。
  • 広範な網膜疾患(網膜中心動脈閉塞症・網膜剥離)でもRAPDが出る。

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