第54回
54AM041|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
2つ選択
先天内斜視にみられるのはどれか。2 つ選べ。
解答・解説を見る
正解2・5
正答
2、5
この問題のポイント
先天内斜視(乳児内斜視)の所見を問う問題です。
解説
先天内斜視では、斜視角が大きいため、右方視では左眼、左方視では右眼を使う交差固視という特徴的な行動をとります。また、内斜視のまま交差固視をしているため、外転しないように見える(見かけ上の外転制限)という所見も特徴です。
実際には人形の眼現象で外転が出現するので、真の外転神経麻痺とは区別できます。眼球後退はDuane症候群、片目つぶりは間欠性外斜視、小角度の斜視は微小斜視の所見です。
選択肢の確認
1.眼球後退
誤り。眼球後退はDuane症候群の所見である。
2.交差固視
正しい。交差固視は先天内斜視の特徴である。
3.片目つぶり
誤り。片目つぶりは間欠性外斜視の所見である。
4.小角度の斜視
誤り。先天内斜視は30〜60Δの大角度の斜視である。
5.見かけ上の外転制限
正しい。交差固視により見かけ上の外転制限がみられる。
覚えるポイント
- 乳児内斜視=生後6か月以前、大角度、交差固視、見かけ上の外転制限。
- 人形の眼現象で外転が出現すれば真の外転神経麻痺ではない。
- 合併=交代性上斜位、下斜筋過動、潜伏眼振。
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