54AM042|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
不同視弱視で正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・5
正答
3、5
この問題のポイント
不同視弱視の特徴を問う問題です。
解説
不同視弱視は、遠視性不同視で生じやすくなります。遠視眼では両眼とも調節すると、屈折の強い側の眼だけが常にぼけたままになるためです(近視性では近方視でその眼を使えるので弱視になりにくい)。
また、軸性の遠視性不同視では弱視眼の眼軸長が健眼より短い(遠視は眼軸が短い)という関係になります。顕性斜視は伴わず、固視は中心固視、網膜対応は正常です。
選択肢の確認
1.顕性斜視を合併する。
誤り。不同視弱視では顕性斜視を伴わないのが原則である。
2.弱視眼は偏心固視である。
誤り。弱視眼は中心固視が保たれる。
3.遠視性不同視に生じやすい。
正しい。遠視性不同視に生じやすい。
4.網膜対応は調和性異常対応を示す。
誤り。網膜対応は正常である(調和性異常対応は微小斜視弱視の所見)。
5.軸性の遠視性不同視では弱視眼の眼軸長が健眼より短い。
正しい。軸性の遠視性不同視では弱視眼の眼軸長が健眼より短い。
覚えるポイント
- 不同視弱視=遠視性で2 D以上、乱視で1.5 D以上の差が危険因子。
- 近視性不同視では近方視でその眼を使うため弱視になりにくい。
- 軸性不同視ではKnappの法則により眼鏡矯正のほうが不等像視が少ない。