56AM065|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
先天内斜視で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
先天内斜視(乳児内斜視)の定義を問う問題です。
解説
先天内斜視(乳児内斜視)は、生後6か月以内の発症と定義されます。両眼視機能が確立する前に発症するため、良好な立体視は獲得できません。
外転は可能(人形の眼現象で確認できる。見かけ上制限されて見えるのは交差固視のため)、交代固視ができない場合は弱視を合併し、片目つぶりは間欠性外斜視の所見、両眼視機能は不良です。
選択肢の確認
1.外転ができない。
誤り。外転は可能であり、見かけ上の制限は交差固視による。
2.弱視は合併しない。
誤り。交代固視ができない場合は弱視を合併する。
3.片目つぶりがみられる。
誤り。片目つぶりは間欠性外斜視の所見である。
4.両眼視機能は良好である。
誤り。両眼視の発達前に発症するため両眼視機能は不良である。
5.生後6 か月以内の発症である。
正しい。生後6か月以内の発症と定義される。
覚えるポイント
- 乳児内斜視=生後6か月以内、30〜60Δ、交差固視、見かけ上の外転制限。
- 合併=交代性上斜位、下斜筋過動、潜伏眼振。
- 早期手術(生後6か月〜2歳)で粗大な両眼視の獲得を目指す。