55AM031|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
処方された累進屈折力眼鏡の遠用部の度数をレンズメータで測定した結果(別冊 No. 4A)と加入度を示す隠しマーク(別冊No. 4B)とを別に示す。処方された近用部の度数はどれか。

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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
累進屈折力眼鏡の近用部度数を求める図問題です。
解説
累進屈折力レンズでは、近用部の度数=遠用部の度数+加入度です。図Aの遠用部は90°方向が+0.75 D、180°方向が−1.25 Dなので、マイナス円柱表記で**+0.75 D◯cyl−2.00 D 90°**です。図Bの隠しマークには「225」とあり、加入度は+2.25 Dです。
加入は球面成分にだけ加わるので、近用部は球面+0.75+2.25=+3.00 D、円柱度数と軸はそのままで、**+3.00 D◯cyl−2.00 D 90°**となります。
選択肢の確認
1.+2.25 D
誤り。円柱成分が失われており正しくない。
2.+2.25 D◯cyl-1.25 D 90°
誤り。円柱度数の符号が遠用部と一致しない。
3.+0.75 D◯cyl+2.25 D 90°
誤り。球面度数と円柱度数の組合せが正しくない。
4.+3.00 D◯cyl+1.00 D 90°
誤り。円柱度数の符号が遠用部と一致しない。
5.+3.00 D◯cyl-2.00 D 90°
正しい。遠用部の球面度数に加入度を加え、円柱度数と軸は変わらない。
覚えるポイント
- 近用部=遠用部+加入度(球面成分のみに加える)。
- 加入度は隠しマーク(鼻側と耳側の刻印の間に数字で刻印)から読む。
- 累進帯の長さやフィッティングポイントも刻印から確認できる。