55AM045|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
交感性眼炎を起こす可能性があるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
交感性眼炎の原因となる外傷を問う問題です。
解説
交感性眼炎は、穿孔性眼外傷や内眼手術により眼内抗原が露出し、それに対する自己免疫反応が僚眼にも及んで両眼性の肉芽腫性汎ぶどう膜炎を起こす病態です。眼球の穿孔が前提です。
化学熱傷・眼瞼裂傷・電気性眼炎・眼窩吹き抜け骨折では、眼球の連続性が保たれているため交感性眼炎は生じません。
選択肢の確認
1.化学熱傷
誤り。化学熱傷では眼内抗原の露出は生じない。
2.眼瞼裂傷
誤り。眼瞼裂傷は眼球外の損傷である。
3.電気性眼炎
誤り。電気性眼炎は紫外線による角膜上皮障害である。
4.穿孔性眼外傷
正しい。穿孔性眼外傷は交感性眼炎の原因となる。
5.眼窩吹き抜け骨折
誤り。眼窩吹き抜け骨折では眼球の連続性が保たれている。
覚えるポイント
- 交感性眼炎=穿孔性外傷・内眼手術後。受傷から数週〜数か月で発症する。
- 起交感眼の視力予後が不良なら、僚眼を守るため摘出を検討することがある。
- 治療=ステロイド大量療法、免疫抑制薬。