45PM056|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
15Δ内斜視に対して行ったプリズム順応試験の結果で、予後不良の可能性があるのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・3
正答
2、3
この問題のポイント
プリズム順応試験の結果から術後の予後を読み取る問題です。
解説
プリズム順応試験は、斜視角に相当するプリズムを装用させ、一定時間後に眼位が正位を保てるか(順応するか)をみる検査です。正位を保ち両眼単一視できれば予後良好で、プリズム量を斜視角として手術量を決められます。
逆に、プリズムを入れても偏位が残る(15Δ内斜視のまま)、あるいは交差性複視(背理性複視)が出る場合は、異常網膜対応や融像能力の欠如が疑われ、術後も複視や偏位が残る予後不良を示唆します。
選択肢の確認
1.正位
誤り。正位が得られるのは予後良好の所見である。
2.15Δ内斜視
正しい。プリズム装用後も15Δの内斜視が残るのは融像が働かない予後不良の所見である。
3.交差性複視
正しい。交差性(背理性)複視は異常対応を示唆し予後不良である。
4.両眼単一視
誤り。両眼単一視が得られるのは予後良好の所見である。
5.立体視100 秒
誤り。立体視100秒が得られるのは良好な両眼視機能を示す。
覚えるポイント
- プリズム順応試験で正位+両眼単一視=予後良好、手術量の決定に使える。
- 背理性複視や偏位の残存=異常対応・融像欠如を示唆し予後不良。
- 内斜視の術前評価として広く用いられる。