第55回

55PM001|第55回 視能訓練士国家試験 過去問

老視の原因はどれか。

解答・解説を見る

正解4

正答

4

この問題のポイント

老視の原因を問う問題です。

解説

老視の主因は水晶体の弾性低下(硬化)です。加齢とともに水晶体の核が硬くなり、毛様体筋が収縮してZinn小帯が緩んでも、水晶体が十分に厚くなれなくなるため調節力が低下します。

硝子体の混濁は飛蚊症、水晶体の混濁は白内障、網膜の菲薄化は変性疾患、瞳孔括約筋の筋力低下は縮瞳の障害であり、いずれも老視の原因ではありません。

選択肢の確認

1.硝子体の混濁
誤り。硝子体の混濁は飛蚊症の原因である。

2.水晶体の混濁
誤り。水晶体の混濁は白内障である。

3.網膜の菲薄化
誤り。網膜の菲薄化は老視とは無関係である。

4.水晶体の弾性低下
正しい。老視の主因は水晶体の弾性低下である。

5.瞳孔括約筋の筋力低下
誤り。瞳孔括約筋の筋力低下は老視の主因ではない。

覚えるポイント

  • 老視=水晶体の弾性低下。毛様体筋の収縮力は比較的保たれる。
  • 調節力は10歳で約10 D、40歳で約4.5 D、60歳でほぼ0 D。
  • 遠視眼は早く、近視眼は遅く自覚する。

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