49PM067|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
45歳の男性。最近、老視を自覚し来院した。屈折検査では、+0.50 D、調節検査では、裸眼にて近点が50 cmであった。 裸眼で33 cmを見るために不足している調節力[D]はいくらか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
遠視眼における必要調節力を計算する問題です。
解説
裸眼近点が50 cmなので、そこを見るには 1/0.5 = 2.00 D の調節が必要です。しかし屈折が**+0.50 Dの遠視**なので、遠方を見るのにもすでに0.50 Dを使っています。したがって実際に発揮している調節力は 2.00+0.50 = 2.50 D、これがこの人の最大調節力です。
33 cmを見るには 3.00+0.50 = 3.50 D が必要なので、不足分は 3.50 − 2.50 = 1.00 D です。
選択肢の確認
1.+0.50
誤り。+0.50 Dは屈折度そのものであり不足分ではない。
2.+1.00
正しい。必要調節3.50 Dに対し最大調節2.50 Dで、1.00 D不足する。
3.+1.50
誤り。屈折度を考慮しないと1.00 Dの差になり、1.50 Dにはならない。
4.+2.00
誤り。2.00 Dは50 cmを見るのに必要な調節量である。
5.+2.50
誤り。2.50 Dはこの人の最大調節力である。
覚えるポイント
- 必要調節量=1/注視距離[m]+遠視の度数。
- 遠視眼は遠方視でも調節を使っているため老視の自覚が早い。
- 近視眼では逆に必要調節量が減り、老視の自覚が遅くなる。