55PM036|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
右眼の視力検査時、右方視の状態で回答していた。V/4 e の視野(別冊No. 6)を別に示す。考えられる視野はどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
固視のずれが視野結果に与える影響を問う図問題です。
解説
視野検査中に右方視の状態で回答していたということは、視線が正面から右へずれたまま測定されたことを意味します。その場合、測定される視野全体が視線のずれた方向(右)へ移動します。
視野の左側は視野計のドームの外にはみ出して記録されず、Mariotte盲点も右へ移動するため、記録は右半分だけが残った**半円状の視野(C)**になります。Bは下半分、Dは左半分が残った図で視線の向きと合わず、Eは求心性狭窄の図です。固視が維持できていないと視野の信頼性が損なわれるため、固視監視が重要です。
選択肢の確認
1.A
誤り。この視野は正常な位置にあり固視のずれを反映していない。
2.B
誤り。この視野のずれ方は右方視による移動と一致しない。
3.C
正しい。イソプタとMariotte盲点が一様にずれており固視の偏りを反映している。
4.D
誤り。この視野のずれ方は右方視による移動と一致しない。
5.E
誤り。この視野は求心性狭窄を示し固視のずれとは異なる。
覚えるポイント
- 固視がずれると視野全体が同じ方向へ移動して記録される。
- Mariotte盲点の位置が視野の信頼性を確認する目安になる。
- 固視監視(blind spot check、眼球モニタ)で固視の安定性を確認する。