56AM006|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
物体失認に該当する症状で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
物体失認の症状を問う問題です。
解説
物体失認は、視力や視野は保たれているのに、見たものが何であるかを認識できない高次脳機能障害です。「出された食事が何か分からない」がこれにあたります。触ったり音を聞いたりすれば分かるのが特徴です。
眼球運動障害は運動の問題、有名人の顔が分からないのは相貌失認、位置関係が理解できないのは視空間失認、文字が認識できないのは失読です。
選択肢の確認
1.眼球運動障害を認める。
誤り。眼球運動障害は失認とは別の運動の問題である。
2.有名人の顔が分からない。
誤り。有名人の顔が分からないのは相貌失認である。
3.出された食事が何か分からない。
正しい。見たものが何か分からないのは物体失認である。
4.物体の位置関係が理解できない。
誤り。位置関係が理解できないのは視空間失認である。
5.文字や数字のみが認識できない。
誤り。文字や数字が認識できないのは失読である。
覚えるポイント
- 視覚失認=視力・視野は保たれるが、見たものを認識できない。
- 物体失認・相貌失認・色彩失認・失読などに分類される。
- 後頭葉から側頭葉(腹側経路、what経路)の障害による。