112PM025|第112回 保健師国家試験 過去問
エビデンスレベルが最も低いのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
エビデンスの階層では、適切に実施されたシステマティックレビューが上位、体系的研究に基づかない専門家意見が下位となる。
解説
専門家の意見は臨床・実践の参考になる一方、対照群、無作為化、体系的な文献検索等によって偶然誤差やバイアスを抑えた証拠ではない。そのため一般的なエビデンス階層で最も低い。ランダム化比較試験は介入効果の因果推論に強く、複数研究を体系的に統合するシステマティックレビューは通常それより上位である。ただし、階層が高いことと個々の研究品質が高いことは別に評価する。
選択肢の確認
1.記述研究:疾病や曝露の分布を示す観察研究で、専門家意見より体系的な実測資料を持つ。
2.コホート研究:曝露群と非曝露群を追跡し、時間的先後関係と関連を評価できる。
3.専門家の意見:体系的な比較研究に基づくとは限らず、一般に最下層の証拠とされる。
4.システマティックレビュー:明示した方法で関連研究を収集・評価・統合するため、階層の上位に置かれる。
5.1つ以上のランダム化比較試験:無作為化で交絡を均衡化し、介入の因果効果を評価する高い証拠である。
覚えるポイント
証拠の強さは大まかに「レビュー>RCT>観察研究>専門家意見」。研究の質も別途見る。