72AM20|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
眼底撮影における診療放射線技師の業務で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
無散瞳眼底撮影で技師が行える撮影準備と、薬剤投与を伴う医行為を区別します。
解説
無散瞳眼底カメラでは、撮影前に暗い環境へ誘導して自然散瞳を得ます。観察・位置合わせには瞳孔を収縮させにくい赤外光を使い、撮影時に可視光のフラッシュを発します。散瞳薬の点眼や造影剤の静注は、技師が眼底写真撮影業務として独自に行う操作ではありません。
選択肢の確認
1
1.患者に散瞳薬を点眼する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 散瞳薬の点眼は薬剤投与を伴う医行為で、無散瞳撮影の技師業務として行いません。
2
2.可視光によって眼底観察を行う。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 位置合わせ中の眼底観察には自然散瞳を保つ赤外光を用い、可視光で連続観察はしません。
3
3.蛍光眼底造影剤を静脈内投与する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 蛍光造影剤の静脈内投与は無散瞳眼底写真の通常撮影操作ではなく、技師が単独で実施する業務でもありません。
4
4.自然散瞳のため、患者を=室に誘導する。
判定:正答(記述は正しい)。 暗い部屋で瞳孔の対光反射を抑え、薬剤を使わずに瞳孔径を確保する正しい準備です。
5
5.スクリーニングではパノラマ眼底写真を得る。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 スクリーニングでは所定画角の標準眼底写真を撮るのが基本で、常にパノラマ画像を得るわけではありません。
覚えるポイント
- 無散瞳眼底撮影は「暗室で自然散瞳、赤外光で観察、可視フラッシュで撮影」です。
- 撮影技術と薬剤投与の権限を分けて判断します。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
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