72AM56|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
脳脊髄液が存在するのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
髄膜を外側から硬膜・くも膜・軟膜と並べ、脳脊髄液が満たす実在腔を選びます。
解説
脳脊髄液は脳室の脈絡叢で主に産生され、脳室系から第4脳室の出口を経て、くも膜と軟膜の間のくも膜下腔へ循環します。くも膜下腔は脳・脊髄を囲む実在の腔で、脳槽も形成します。硬膜下腔は通常密着した膜間の潜在腔です。
選択肢の確認
1
1.板間層
判定:正答ではない(記述は誤り)。 頭蓋骨の外板と内板の間の海綿骨で、静脈路はありますが髄液腔ではありません。
2
2.硬膜外腔
判定:正答ではない(記述は誤り)。 脊柱管では硬膜外脂肪や静脈叢を含む空間で、通常の脳脊髄液は硬膜の内側にあります。
3
3.硬膜下腔
判定:正答ではない(記述は誤り)。 硬膜とくも膜の間は通常ほぼ閉じた潜在腔で、硬膜下血腫時などに開大します。
4
4.軟膜下腔
判定:正答ではない(記述は誤り)。 軟膜は神経組織表面に密着し、その下は脳・脊髄実質なので独立した髄液腔ではありません。
5
5.くも膜下腔
判定:正答(記述は正しい)。 くも膜と軟膜の間にあり、脳脊髄液と血管を含む実在腔です。
覚えるポイント
- 外から硬膜→くも膜→くも膜下腔→軟膜→脳実質です。
- 脳脊髄液は脳室とくも膜下腔に存在します。
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