72AM98|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射線による表面汚染の管理で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
表面汚染の直接法・間接法の対象、JIS、持出し基準、法定表面密度限度を区別します。
解説
直接測定法はサーベイメータで表面を直接測り、固着性と遊離性を含む総汚染を評価します。間接法(スミア法)は拭き取れる遊離性汚染を評価します。測定法はJIS Z 4504などに規定され、表面密度限度はα線放出核種で4 Bq/cm²、その他で40 Bq/cm²です。
選択肢の確認
1
1.間接測定法は固着性汚染の測定に適する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 間接法は濾紙などで拭き取れた成分を測るため、固着性ではなく遊離性汚染に適します。
2
2.直接測定法は遊離性汚染の測定に適する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 直接法は検出器が応答する表面の総汚染を測るので、遊離性成分だけを分離する方法ではありません。
3
3.表面汚染の測定は JIS 規格に規定されている。
判定:正答(記述は正しい)。 JIS Z 4504「放射性表面汚染の測定方法」に、直接法と間接法の測定条件などが定められています。
4
4.表面密度限度以下の物品は管理区域外に持ち出してもよい。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 表面密度限度以下であることだけは無条件の管理区域外持出しを許すクリアランス基準ではなく、所定の持出し測定と管理手順が必要です。
5
5.α 線を放出する放射性同位元素の表面密度限度は 40 Bq/cm2 である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 40 Bq/cm²はα線を放出しない核種の値で、α線放出核種の表面密度限度は4 Bq/cm²です。
覚えるポイント
- スミア法=遊離性、直接法=検出可能な総表面汚染です。
- 表面密度限度はα核種4 Bq/cm²、その他40 Bq/cm²です。
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