72PM84|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

IVR による治療前の脳血管造影像と治療後の脳血管造影像を別に示す。 誤っているのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

治療前後の内頸動脈DSAで、動脈瘤内の造影消失と親血管の温存からコイル塞栓術を読みます。

解説

Aは治療前の正面内頸動脈DSAで、内頸動脈終末部付近に大きな囊状動脈瘤が造影されています。Bでは親血管と末梢枝の血流を保ったまま動脈瘤内の造影が消失しており、カテーテルから瘤内にコイルを充填する塞栓術後の所見です。目的は瘤内への血流を断ち、将来の破裂・くも膜下出血を防ぐことです。

選択肢の確認

1

1.正面撮影である。

判定:正答ではない(記述は正しい)。 両側眼窩などの骨指標が左右対称に重なる前後方向で、内頸動脈系の正面像です。

2

2.DSA 画像である。

判定:正答ではない(記述は正しい)。 骨・軟部組織のマスク像を引き、ヨード造影剤で描出される血管を強調したDSA像です。

3

3.ステント留置術が行われた。

判定:正答(記述は誤り)。 治療後は瘤内の造影が消え、親血管は開存しているため、主所見はステント留置ではなく動脈瘤コイル塞栓です。

4

4.内頸動脈が造影されている。

判定:正答ではない(記述は正しい)。 頸部から頭蓋内へ入り、中大脳動脈・前大脳動脈系に連続する内頸動脈が造影されています。

5

5.治療目的は脳動脈瘤の破裂防止である。

判定:正答ではない(記述は正しい)。 未破裂動脈瘤を循環から排除し、破裂によるくも膜下出血を防ぐことが治療目的です。

覚えるポイント

  • DSAで瘤内造影が治療後に消失=コイル塞栓の成功を示します。
  • 動脈瘤治療は瘤を閉塞しながら親血管と分枝を温存することが重要です。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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