73AM5|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
X 線 CT で円形の被写体の中心部が低 CT 値になるアーチファクトはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
円形被写体の中心が低CT値になる典型的アーチファクトを識別します。
解説
低エネルギー光子が被写体周辺で選択的に吸収され、中心を通る線束ほど硬化すると、補正不足により中心部のCT値が周辺より低くなるカッピングアーチファクトが生じます。
選択肢の確認
1
1.メタル
判定:正答ではない(記述は誤り)。 金属による光子不足やビームハードニングは強いストリークとして現れます。
2
2.リング
判定:正答ではない(記述は誤り)。 検出器素子の感度ずれは回転中心を同心円状に囲むリングを生じます。
3
3.カッピング
判定:正答(記述は正しい)。 中心部が椀状に低下する所見そのものです。
4
4.キャッピング
判定:正答ではない(記述は誤り)。 キャッピングは本問の中心低下を指す標準的名称ではありません。
5
5.パーシャルボリューム
判定:正答ではない(記述は誤り)。 一ボクセル内に複数組織が入ると平均CT値になる現象で、円形全体の中心低下とは異なります。
覚えるポイント
- 中心が低い=カッピング、同心円=リング、線状=メタルと整理します。
- カッピングはビームハードニング補正と関係します。
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