73PM9|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
乳腺トモシンセシスについて正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
乳腺トモシンセシスの対象、限定角度再構成、空間分解能と振り角の関係を確認します。
解説
乳腺トモシンセシスは乳房を圧迫したままX線管を限定された角度範囲で動かし、複数の低線量投影から断層像を再構成します。マンモグラフィの高精細受像器を用いるため面内空間分解能は一般のX線CTより高く、振り角を大きくするほど深さ方向の分解が改善します。
選択肢の確認
1
1.甲状腺撮影にも使用できる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 乳房専用の圧迫・低エネルギーX線系であり、甲状腺撮影用装置ではありません。
2
2.空間分解能は X 線 CT より高い。
判定:正答(記述は正しい)。 高精細検出器による面内空間分解能は、一般のX線CTより高くなります。
3
3.断層厚は再構成関数に依存しない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 断層厚・深さ方向分解能は振り角、サンプリング、再構成法などに依存します。
4
4.患者被ばく線量は X 線 CT より多い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 専用の低線量投影を用い、一般の診断用X線CTより患者線量が多いとはいえません。
5
5.振り角が小さいほど断層厚は薄くできる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 振り角が大きいほど深さ方向の定位がよくなり、薄い断層を得やすくなります。
覚えるポイント
- トモシンセシスは乳房専用の限定角度断層撮影です。
- 振り角が大きいほど深さ方向分解能は向上します。
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