74AM34|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
心筋脂肪酸代謝 SPECT 検査の撮影法について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
123I-BMIPP心筋SPECTの収集軌道、マトリクス、コリメータ、エネルギー窓、同期分割を確認します。
解説
123I-BMIPPは心筋脂肪酸代謝を評価する薬剤で、主光子エネルギーは159 keVです。心臓へ検出器を可能な限り近づける近接軌道により、コリメータと被写体間距離を短くして空間分解能を改善します。一般に64×64または128×128程度、低エネルギー高分解能型などの平行多孔コリメータを用います。心電図同期を行う場合も計数統計との兼ね合いで8または16分割などを選びます。
選択肢の確認
1
1.近接軌道収集を利用する。
判定:正答(記述は正しい)。 検出器を体表へ近づけるほど平行多孔コリメータの幾何学的分解能が良くなるため、近接軌道収集を用います。
2
2.マトリクスを 512 × 512 に設定する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 512×512では1画素当たり計数が不足しやすく、心筋SPECTでは通常64×64や128×128程度を用います。
3
3.ファンビームコリメータで撮影する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 通常は低エネルギー高分解能型などの平行多孔コリメータを用い、ファンビームを標準とはしません。
4
4.エネルギーウインドウを 141 keV に設定する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 123Iの主光子は約159 keVなので、エネルギー窓の中心を141 keVには設定しません。
5
5.心電図同期収集では1心拍を 32 分割して撮影する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 1心拍32分割では各フレームの計数が少なくなり過ぎやすく、一般的な同期SPECTの8〜16分割とは異なります。
覚えるポイント
- 123I-BMIPP=脂肪酸代謝、主光子159 keV、近接軌道です。
- 心筋SPECTは計数統計を考え、過大なマトリクス・心拍分割数を避けます。
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