74AM66|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
骨髄に2Gy 被ばくしたとき、末梢血の血球で最も早く減少するのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
全身・骨髄被ばく後の血球減少時期を、寿命と放射線感受性から判断します。
解説
リンパ球は成熟血球の中でも放射線感受性が高く、2 Gy程度の被ばく後には数時間から数日で末梢血から急速に減少します。好中球や血小板は骨髄前駆細胞障害の影響が時間をおいて現れ、赤血球は寿命が約120日と長いため低下が遅れます。急性放射線症候群の初期評価ではリンパ球数の経時変化が重要です。
選択肢の確認
1
1.血小板
判定:正答ではない(記述は誤り)。 血小板は巨核球系の産生低下により後から減少し、リンパ球ほど早期ではありません。
2
2.好中球
判定:正答ではない(記述は誤り)。 好中球は一時的増加を示すこともあり、骨髄抑制による低下はリンパ球より遅れます。
3
3.赤血球
判定:正答ではない(記述は誤り)。 赤血球は循環寿命が長く、急性期の末梢血減少は最も遅い部類です。
4
4.好塩基球
判定:正答ではない(記述は誤り)。 好塩基球も白血球の一種ですが、被ばく線量推定で最初に明瞭な低下を示す指標はリンパ球です。
5
5.リンパ球
判定:正答(記述は正しい)。 リンパ球は成熟細胞自体の感受性が高く、末梢血で最も早く減少します。
覚えるポイント
- 被ばく後の早期指標は末梢血リンパ球の減少です。
- 血小板・好中球は続いて低下し、寿命の長い赤血球の変化は遅れます。
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