74AM43|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
ウェッジフィルタを使用した対向2門照射で標的に2Gy を照射した場合の MU 値に最も近いのはどれか。 ただし、ビームウエイトは均等とし、組織最大線量比 0.84、出力係数 1.05、く さび係数 0.75、モニタ校正値 1.00 cGy/MU とする。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
対向2門の各門線量へビームウェイトを配分し、TMR・出力係数・ウェッジ係数・校正値でMUを計算します。
解説
標的線量2 Gy=200 cGyを均等な2門へ配分するので、1門当たり100 cGyです。1 MU当たり標的線量は 1.00×0.84×1.05×0.75=0.6615 cGy/MUです。したがって各門のMUは 100/0.6615=151.2 MUで、最も近い150となります。200 cGyをそのまま各門へ使うと総線量を2倍にするため、最初の線量配分が重要です。
選択肢の確認
1
1.85
判定:正答ではない(記述は誤り)。 85 MUでは1門当たり約56 cGy、2門合計でも約112 cGyで、処方200 cGyに不足します。
2
2.150
判定:正答(記述は正しい)。 150 MUでは2門合計が約198 cGyとなり、計算値151.2 MUに最も近い値です。
3
3.155
判定:正答ではない(記述は誤り)。 155 MUでも近いものの、計算値との差は約3.8 MUで、150の差約1.2 MUより大きくなります。
4
4.165
判定:正答ではない(記述は誤り)。 165 MUなら2門合計は約218 cGyとなり、処方線量を過大にします。
5
5.300
判定:正答ではない(記述は誤り)。 300 MUは200 cGyを2門へ分けずに計算した値に近く、各門300 MUでは総線量がほぼ2倍になります。
覚えるポイント
- MU=各門の処方cGy/(校正値×TMR×出力係数×補正係数)です。
- 均等2門なら総処方線量を最初に2で割ります。
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