74PM21|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第74回

SE 法と比較した高速 SE 法の特徴で正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

高速SEで多数の180度パルスを使うことが磁化率・脂肪信号・撮影時間へ及ぼす影響を整理します。

解説

高速SE〈FSE/TSE〉は1回の励起後に複数の180度再収束パルスを加え、1TR中に複数のk空間ラインを収集します。そのため通常SEより撮影時間が短縮し、再収束により磁化率差や局所磁場不均一による位相分散が補正されます。一方、脂肪はJ結合の影響が弱まり比較的高信号となりやすく、長いエコートレインは画像ぼけを生じ得ます。

選択肢の確認

1

1.撮影時間の延長

判定:正答ではない(記述は誤り)。 エコートレイン長に応じて複数ラインを一度に得るので、通常SEより撮影時間は短縮します。

2

2.脂肪の低信号化

判定:正答ではない(記述は誤り)。 FSEでは脂肪が比較的高信号になりやすく、脂肪の低信号化が一般的特徴ではありません。

3

3.磁化率効果の減少

判定:正答(記述は正しい)。 反復する180度パルスが位相分散を再収束させるため、磁化率アーチファクトは減少します。

4

4.画像の高コントラスト化

判定:正答ではない(記述は誤り)。 コントラストは実効TEやエコートレイン配置に依存し、一律に通常SEより高くなるとはいえません。

5

5.パーシャルボリューム効果の減少

判定:正答ではない(記述は誤り)。 パーシャルボリューム効果は主にボクセル寸法で決まり、FSE化だけでは減少しません。

覚えるポイント

  • FSEは1TRで複数エコーを収集し、撮影時間を短縮します。
  • 180度パルスの反復で磁化率効果は低下し、脂肪は高信号化しやすくなります。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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