74PM46|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
医用画像について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
標本化・量子化・CAD・DICOMという別概念を、数式と定義で判定します。
解説
標本化間隔は記録できる最高空間周波数を決め、量子化bit数nは2ⁿ階調を表します。公式選択肢2は8 bitなので256階調です。CADはcomputer-aided detection/diagnosisとして医師の判断を支援し、自動で確定診断するものではありません。DICOMは情報オブジェクト定義とサービスクラスなど、オブジェクト指向の情報モデルに基づきます。標本化間隔0.1 mmのNyquist周波数は1/(2×0.1)=5 cycles/mmです。
選択肢の確認
1
1.標本化は画像の空間分解能に影響しない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 標本化間隔が粗いほどNyquist周波数が下がるため、標本化は空間分解能へ直接影響します。
2
2.8 bitで量子化された画像の階調数は1,024である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 公式表記は8 bitであり、階調数は2⁸=256です。1,024階調には10 bitが必要です。
3
3.CADとはコンピュータによる自動確定診断システムである。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 CADは病変候補の検出や診断を支援する仕組みで、医師に代わり自動確定診断するシステムではありません。
4
4.DICOM画像はオブジェクト指向モデルに基づいて情報が定義されている。
判定:正答(記述は正しい)。 DICOMでは患者・検査・画像などを情報オブジェクトとして定義するオブジェクト指向モデルを採用します。
5
5.画素間隔0.1 mmで標本化された画像のナイキスト周波数は2 cycles/mmである。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 標本化間隔0.1 mmなら標本化周波数10 cycles/mm、Nyquist周波数はその半分の5 cycles/mmです。
覚えるポイント
- n bitの階調数=2ⁿ、Nyquist周波数=1/(2Δx)です。
- DICOMは情報オブジェクトと通信サービスを標準化します。
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