76PM12第76回 診療放射線技師国家試験 過去問

診療画像検査学診療画像検査MRI検査

3T MRI で脳白質のT1 緩和時間[s]に最も近いのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、3T MRI における脳白質の T1 緩和時間のオーダーが問われています。

脳白質の T1 緩和時間は、3T ではおおよそ 1 秒前後です。

したがって、最も近いのは 1 × 10^0 sです。

解説

MRI の緩和時間には、主に T1 緩和時間T2 緩和時間があります。

T1 緩和時間は、縦磁化が回復する速さを表します。

T1 緩和時間は組織によって異なり、静磁場強度にも依存します。一般に、静磁場強度が高くなると T1 緩和時間は長くなる傾向があります。

3T MRI では、脳白質の T1 緩和時間はおおよそ 1 秒程度です。

選択肢を秒のオーダーで見ると、次のようになります。

  • 1 × 10-3 s = 0.001 s
  • 1 × 10-2 s = 0.01 s
  • 1 × 10-1 s = 0.1 s
  • 1 × 10^0 s = 1 s
  • 1 × 10 s = 10 s

脳白質の T1 緩和時間として最も妥当なのは 1 sのオーダーです。

ひっかけポイント
T1 緩和時間と T2 緩和時間のオーダーを混同しないようにします。
脳白質の T2 は数十 ms 程度ですが、T1 は 1 秒前後です。

選択肢の確認

1.誤り。
1 × 10-3 s は 1 ms です。T1 緩和時間としては短すぎます。

2.誤り。
1 × 10-2 s は 10 ms です。これは T1 緩和時間としては短すぎます。

3.誤り。
1 × 10-1 s は 0.1 s です。脳白質の T1 緩和時間としては短すぎます。

4.正しい。
1 × 10^0 s は 1 s です。3T MRI における脳白質の T1 緩和時間のオーダーとして最も近い値です。

5.誤り。
1 × 10 s は 10 s です。脳白質の T1 緩和時間としては長すぎます。

覚えるポイント

  • T1 緩和時間は縦磁化の回復を表します。
  • 脳白質の T1 緩和時間は、3T でおおよそ 1 秒前後です。
  • 静磁場強度が高いほど、T1 緩和時間は長くなる傾向があります。
  • T2 緩和時間は T1 より短く、脳では数十 ms 程度です。
  • MRI の数値問題では、ms オーダーか s オーダーかをまず確認します。

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