77PM33第77回 診療放射線技師国家試験 過去問

医療画像情報学医療情報医療情報システムの安全・品質管理

診療情報の 2 次利用にあたるのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

診療情報の利用には、1 次利用2 次利用があります。

  • 1 次利用:患者本人の診療、説明、医療連携など、直接診療に必要な利用
  • 2 次利用:教育、研究、統計、医療の質改善など、直接診療以外の目的での利用

解説

診療情報は、本来、患者の診療を行うために取得・記録されます。

患者本人への診療、医療従事者間の情報共有、紹介医療機関への情報提供、患者家族への説明などは、患者の診療や療養支援に直接関係するため、1 次利用にあたります。

一方、院内勉強会で症例や画像を用いる場合は、直接その患者の診療を目的とするものではなく、教育や研修を目的とした利用です。

このような利用は診療情報の 2 次利用にあたります。

2 次利用では、個人情報保護、匿名化、患者同意、院内規程、倫理的配慮が重要になります。

ひっかけポイント
院内で使う情報であっても、目的が「その患者の診療」ではなく「教育・研究・研修」であれば 2 次利用です。

選択肢の確認

1.誤り。
患者家族への説明は、患者の診療や療養方針の共有に関係します。これは直接診療に関連するため、一般に 1 次利用にあたります。

2.誤り。
患者本人への診療は、診療情報の最も基本的な利用目的です。これは 1 次利用です。

3.正しい。
院内勉強会での利用は、教育・研修を目的とする利用です。患者本人の直接診療を目的としないため、診療情報の 2 次利用にあたります。

4.誤り。
医療従事者間の情報共有は、患者の診療を安全かつ適切に行うために必要です。これは 1 次利用にあたります。

5.誤り。
紹介医療機関への情報提供は、診療連携や継続診療のために行われます。直接診療に関連するため、1 次利用にあたります。

覚えるポイント

  • 1 次利用は、患者本人の診療に直接関わる利用です。
  • 2 次利用は、教育、研究、統計、質改善などの利用です。
  • 院内勉強会での症例利用は 2 次利用です。
  • 2 次利用では、匿名化や個人情報保護が重要です。
  • 利用場所ではなく、利用目的で 1 次利用か 2 次利用かを判断します。

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