113PM007|第113回 看護師国家試験 過去問
第二次性徴が発現し始めた思春期に関心が向くのはどれか。
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正解: 3
正答
3.自己の身体の変化
この問題のポイント
思春期の中心的な関心は、第二次性徴に伴う身体的変化に向けられていること。発達心理学では、この時期の課題が「自己像の形成」として位置づけられ、身体の変化をどう受け入れ、どう認識するかが重要である。
解説
思春期は第二次性徴が顕在化する時期で、身長・体重の増加、性器の成熟、乳房の発達、陰毛の生え変わり、初経や精通などの変化が急激に起こります。この過程で、子どもは自分の体の変化に強い関心を抱き、その変化をどう受け入れるかを自ら考え始めます。エリクソンの発達理論では、この段階で「同一性の獲得」という課題が課せられ、身体的変化を受け入れつつ、自分らしさを形成しようとする行動が中心となります。そのため、思春期の関心は「自分の身体の変化」に集中しています。
選択肢の確認
1.善悪の区別:幼児期後期から学童期にかけての道徳的発達課題であり、思春期とは関係ない。
2.仕事と家庭の両立:壯年期以降の課題で、思春期には関与しない。
3.自己の身体の変化:第二次性徴の発現に伴い強く関心を向けるため、正解。
4.経済力の確保と維持:成人期以降の課題で、思春期の中心的テーマとは異なる。
覚えるポイント
思春期の関心は「自分の体の変化」に集約される。身体の変化に向き合い、自分らしさを形成しようとする過程が、この時期の心身の発達の核心である。