41AM48|第41回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
加水分解反応しやすい高分子材料を用いた外科手術用縫合糸の特徴で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
加水分解性ポリマーから作られた吸収性縫合糸の特徴を理解します。
解説
加水分解しやすい高分子材料は、体内の水分によって主鎖が徐々に切断され、分子量と強度が低下して最終的に吸収されます。この性質を利用した吸収性縫合糸は、創傷治癒後に体内へ残り続けないため抜糸が不要です。
吸収の進行に伴い引張強度は低下するので、治癒に必要な期間との適合が重要です。
選択肢の確認
1.放射線が不透過である。
誤り。
加水分解性だけから放射線不透過性が決まるものではありません。
2.体内で石灰化する。
誤り。
期待される性質は加水分解と吸収であり、石灰化ではありません。
3.抜糸が不要である。
正しい。
縫合糸が体内で分解・吸収されるため、通常は抜糸を必要としません。
4.柔軟性に欠ける。
誤り。
外科用縫合糸には操作性と柔軟性が必要で、加水分解性から柔軟性欠如とはいえません。
5.引張強度が恒久的に維持される。
誤り。
加水分解が進むにつれて分子鎖が切れ、引張強度は徐々に低下します。
覚えるポイント
- 吸収性縫合糸は加水分解などで体内に吸収され、抜糸が不要です。
- 分解とともに引張強度は低下します。
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