41PM25|第41回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
血液透析中、血液回路内の静脈圧が低下した。この原因として考えられるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
静脈圧モニタの位置を基準に、上流・下流の閉塞が圧へ与える影響を考えます。
解説
血液透析回路の静脈圧は通常、ダイアライザ後の静脈側ドリップチャンバ付近で測定します。ダイアライザ内凝固で上流から静脈側へ流れ込む血液が減ると、静脈圧は低下します。
これに対し、静脈側回路の屈曲、ドリップチャンバの凝固、返血針先当たりなど測定点より下流の抵抗増加では静脈圧が上昇します。
選択肢の確認
1.抗凝固剤を過剰に注入した。
誤り。
出血リスクは増しますが、静脈圧低下の直接的な回路原因ではありません。
2.静脈側回路が折れ曲がった。
誤り。
返血抵抗が増えるため、通常は静脈圧が上昇します。
3.ダイアライザ内で血液が凝固した。
正しい。
ダイアライザから静脈側へ流れる血液量が減り、測定される静脈圧が低下します。
4.静脈側ドリップチャンバ内で血液が凝固した。
誤り。
静脈側の流路抵抗を増やし、静脈圧上昇の原因になります。
5.返血側留置針の針先が血管壁に先当たりした。
誤り。
返血抵抗が増えるため、静脈圧は上昇する方向です。
覚えるポイント
- 静脈圧低下では脱血不足やダイアライザ凝固など上流側を考えます。
- 返血側閉塞では静脈圧が上昇します。
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