42AM31|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識原理・構造実際的知識/原理・構造

ディジタル心電計について正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

標準12誘導のうち、独立に計測する誘導と演算で求める誘導を区別します。

解説

標準12誘導心電図では、Ⅰ、Ⅱおよび胸部誘導V1~V6の合計8誘導を独立に測定できます。Ⅲ、aVR、aVL、aVFは肢誘導の関係式から演算できるため、ディジタル心電計は8誘導の信号から12誘導を表示・記録できます。

選択肢の確認

1.8 誘導の心電図を演算処理して標準 12 誘導記録を行う。
正しい。
独立な8誘導から残り4誘導を演算して標準12誘導を構成します。

2.入力部のバッファ増幅器は 12 個ある。
誤り。
12誘導すべてを独立に入力するわけではなく、演算で得る誘導があります。

3.サンプリング周波数は 150~200 Hz である。
誤り。
診断用心電図では波形を十分に再現するため、一般にこれより高い数百Hz以上の標本化が用いられます。

4.計測値を 2~4 bit で量子化する。
誤り。
2~4 bitでは振幅分解能が不足し、心電図の微小な変化を記録できません。

5.ディジタルフィルタには雑音除去の作用はない。
誤り。
基線動揺、筋電図、高周波雑音、商用交流雑音などの低減に用いられます。

覚えるポイント

  • 標準12誘導の独立信号は8誘導です。
  • Ⅲ、aVR、aVL、aVFは演算で求められます。
  • 標本化周波数と量子化ビット数が波形再現性を決めます。

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