42AM48|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
図は血液透析中の回路を示している。静脈圧(図中の P で計測)が上昇した原因として血液凝固が生じていると考えられる箇所はどれか。

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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
圧モニタPの圧力ラインが接続される静脈側チャンバEを基準に、閉塞が静脈圧へどう影響するかを考えます。
解説
図の血液は、Aから脱血され、血液ポンプ、B、C、ダイアライザ、D、Eを通って患者へ返血されます。Pは血液流路に直列には入っておらず、細い圧力ラインでE上部に接続され、Eの内圧を静脈圧として測定します。
E内で血液凝固による閉塞が起こると、血液ポンプが送る血液が返血側でせき止められ、Pが測定するEの内圧が上昇します。したがってEが正答です。
図で見るポイント
脱血・送血の矢印で血液流路を追い、Pから延びる細い圧力ラインが静脈側エアトラップチャンバE上部へ接続されていることを確認します。P自体を血液が通過するわけではありません。
選択肢の確認
1.A:動脈側アクセス接続部
誤り。
Aは血液ポンプより上流で、ここで閉塞すると脱血不良や動脈側圧低下として現れます。
2.B:動脈側エアトラップチャンバ
誤り。
BはダイアライザとEより上流にあり、ここでの凝固はEへ流れ込む血液を減少させるため、Eの内圧上昇の原因にはなりません。
3.C:ダイアライザ入口部
誤り。
Cの閉塞はダイアライザへの流入を妨げ、下流にあるEの内圧上昇の原因にはなりません。
4.D:ダイアライザ出口部
誤り。
DはEより上流側に位置し、ここで閉塞するとEへ届く血流が減少します。
5.E:静脈側エアトラップチャンバ
正しい。
Pが内圧を測定しているE内で閉塞するため、Eの内圧である静脈圧が上昇します。
覚えるポイント
- 静脈圧上昇では、圧力ラインが接続された静脈側チャンバ内や、その先の返血側の閉塞を疑います。
- 動脈側閉塞では脱血不良や陰圧増大を考えます。
- 回路図は血液ポンプから返血側へ流れを順に追います。
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