42PM22|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
放射体温計は非接触で体表温度 T[K]を測るために,放射強度 I[W/m²]を計測する。T は I の何乗に比例するか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
絶対温度と熱放射強度の関係をステファン・ボルツマンの法則から読み替える問題です。放射強度Iは絶対温度Tの4乗に比例するため,TはIの1/4乗に比例します。
解説
理想的な黒体の放射強度は I = σT⁴ で表されます。実際の物体で放射率εを考慮する場合は I = εσT⁴ です。これをTについて解くと,
T = (I/εσ)¹⁄⁴
となります。放射率と定数が一定なら,T ∝ I¹⁄⁴ です。放射体温計は体表からの赤外放射を検出し,この関係を用いて温度に換算します。
選択肢の確認
1.4
誤り。
IがTの4乗に比例しますが,問われているのはTがIの何乗かです。
2.2
誤り。
放射強度と絶対温度の関係は二乗則ではなく四乗則です。
3.3/2
誤り。
I = εσT⁴をTについて解いた指数ではありません。
4.1/2
誤り。
平方根ではなく,Iの4乗根をとるため1/4乗です。
5.1/4
正しい。
I ∝ T⁴ を変形すると T ∝ I¹⁄⁴ となります。
覚えるポイント
- 放射強度は絶対温度の4乗に比例する。
- 式の主従を入れ替えると,指数は4の逆数で1/4になる。
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