43PM45|第43回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
心房細動に対する除細動器の操作で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
心房細動への同期式カルディオバージョンの通電時相と安全操作を確認します。
解説
心房細動ではR波に同期して通電し、心室再分極中の受攻期へ衝撃が入ることを避けます。通電中にパドルが浮くと接触不良やアーク、熱傷の危険があるため、通電完了まで十分に押し当てます。
同期通電の安全根拠
R波同期はT波付近の心室受攻期へ衝撃が入るのを避けるために行います。心房細動の待機的カルディオバージョンでは鎮静・鎮痛も検討し、充電後は同期マーク、周囲の離脱、パドル接触を確認して、両側の通電ボタンを押し続けます。
選択肢の確認
1.通電は覚醒下で行う。
誤り。
選択的カルディオバージョンは通常、鎮静・麻酔と監視下で行い、覚醒したままの通電は強い苦痛を伴います。
2.心周期の受攻期に合わせて通電する。
誤り。
受攻期への通電は心室細動を誘発し得るため、R波へ同期して避けます。
3.通電が完了するまでパドルを押し当て続ける。
正しい。
確実な接触を保つため、通電完了までパドルを押し当て続けます。
4.設定エネルギーを心室細動の場合よりも高くする。
誤り。
心房細動への同期通電は、一般に心室細動への非同期除細動より低い設定エネルギーから行います。
5.二つのパドルにある通電ボタンのどちらか一方を押して通電する。
誤り。
手動パドルでは誤通電防止のため、通常は左右両方の通電ボタンを同時に押します。
覚えるポイント
心房細動はR波同期、受攻期を回避、鎮静、通電完了まで確実に接触です。
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