43PM47|第43回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識操作・運用実際的知識/操作・運用

IABP で正しいのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

IABPの挿入経路、バルーン時相、心房細動への対応、抗凝固管理を整理します。

解説

IABPでは動脈内カテーテル留置にガイドワイヤを使い、バルーンを拡張期に膨張、収縮期直前に収縮させます。血栓形成を防ぐ抗凝固管理ではACTをおよそ150秒程度に管理することがあります。

バルーン時相の意味
R波は心室収縮開始の目印なので、その時点ではバルーンを収縮させて後負荷を下げます。拡張は大動脈弁閉鎖後に行い、拡張期圧を高めて冠血流を補助します。心房細動でも動脈圧トリガなどを用いて作動でき、絶対的な禁忌ではありません。

選択肢の確認

1.挿入する際にガイドワイヤを使わない。
誤り。
IABPカテーテルはガイドワイヤを用いて動脈内へ挿入します。

2.大腿静脈から挿入する。
誤り。
通常は大腿動脈などから挿入し、大腿静脈ではありません。

3.心電図の R 波のタイミングでバルーンを拡張させる。
誤り。
R波付近は心室収縮開始の時相で、バルーンはそこで拡張せず、拡張期に膨張させます。

4.心房細動には禁忌である。
誤り。
心房細動でも動脈圧波形などで適切にトリガできる場合があり、絶対的禁忌ではありません。

5.ACT(活性化凝固時間)は 150 秒程度を目標とする。
正しい。
抗凝固療法中は出血と血栓の双方に注意し、ACTを150秒程度に管理します。

覚えるポイント

IABPは 拡張期に膨張、収縮期直前に収縮、大腿動脈からガイドワイヤで挿入します。

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