19AM004|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
連結する血管の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
心房・心室と大血管の接続を循環の順序で確認する。肝臓には消化管などから門脈血が流入するため、肝臓と門脈の組合せだけが正しい。
解説
体循環から戻った静脈血は上・下大静脈から右心房、三尖弁を通って右心室へ入り、肺動脈を経て肺へ向かう。酸素化された血液は肺静脈から左心房、僧帽弁を通って左心室へ入り、大動脈へ拍出される。したがって各心腔と大血管の接続は、左心房―肺静脈、左心室―大動脈、右心房―大静脈、右心室―肺動脈である。門脈は胃腸・脾臓などの血液を肝臓へ運び、代謝や解毒を受けさせる特殊な静脈系である。
選択肢の確認
1.「左心房 ― 大動脈」:左心房へ接続するのは肺静脈であり、大動脈は左心室から出るため誤りである。
2.「左心室 ― 肺静脈」:左心室は大動脈へ血液を送り、肺静脈が流入するのは左心房なので対応が逆である。
3.「右心房 ― 肺動脈」:右心房へ入るのは大静脈と冠状静脈洞で、肺動脈は右心室から出る。
4.「右心室 ― 大静脈」:右心室から肺動脈へ拍出され、大静脈は右心房へ戻るため誤った接続である。
5.「肝 臓 ― 門 脈」:門脈は消化管由来の栄養豊富な血液を肝臓へ運ぶので、この組合せが正しい。
覚えるポイント
大静脈→右房→右室→肺動脈→肺静脈→左房→左室→大動脈の一方向の流れを声に出して確認する。