19AM005第19回 言語聴覚士国家試験 過去問

生理学

誤っている組合せはどれか。

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

成長ホルモンは甲状腺ではなく下垂体前葉の成長ホルモン産生細胞(ソマトトロフ)から分泌される。甲状腺が分泌する代表は甲状腺ホルモンとカルシトニンである。

解説

オキシトシンは視床下部で合成され、軸索輸送後に下垂体後葉から放出されて子宮収縮や射乳に働く。アドレナリンは副腎髄質、メラトニンは松果体、インスリンは膵島β細胞から分泌される。成長ホルモンは下垂体前葉から分泌され、肝臓のIGF-1産生などを介して成長を促す。内分泌問題では「合成部位」と「放出部位」を分ける必要があり、オキシトシンはその典型であるが、設問の下垂体後葉との対応は放出部位として妥当である。

選択肢の確認

1.「オキシトシン ― 下垂体後葉」:オキシトシンは視床下部で合成されるが、下垂体後葉から血中へ放出されるので対応は妥当である。
2.「アドレナリン ― 副 腎」:アドレナリンは交感神経刺激を受けた副腎髄質のクロム親和性細胞から分泌される。
3.「メラトニン ― 松果体」:松果体のメラトニンは明暗周期に応じて分泌され、概日リズムの調整に関与する。
4.「成長ホルモン ― 甲状腺」:成長ホルモンの分泌臓器は下垂体前葉であり、甲状腺との組合せは誤りである。
5.「インスリン ― 膵 臓」:インスリンは膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌され、血糖を低下させる。

覚えるポイント

後葉はオキシトシン・バソプレシンの放出、前葉は成長ホルモンなど、甲状腺はT3・T4とカルシトニンと整理する。

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