19AM053|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
正しい組み合わせはどれか。 a.ID(個人識別)番号 ― 名義尺度 b.交互反復運動回数 ― 順序尺度 c.反応時間 ― 間隔尺度 d.セルシウス(摂氏・セ氏)温度 ― 比率尺度 e.歩行距離 ― 比率尺度
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
ID番号は分類記号にすぎず名義尺度、歩行距離は絶対的ゼロと等比関係をもつ比率尺度である。正しいaとeの組合せを選ぶ。
解説
名義尺度は同一・相違だけを表し、番号の大小や差に量的意味はない。順序尺度は順位のみ、間隔尺度は差が等しいが絶対的ゼロをもたず、比率尺度は差と比の両方に意味がある。個人識別番号は大きい人ほど属性が多いわけではないので名義尺度である。交互反復運動回数は回数0に実質的意味があり比を考えられるため順序尺度ではない。反応時間も時間量で絶対的ゼロを想定でき、単なる間隔尺度とするのは適切でない。摂氏温度0度は熱運動がない点ではなく、比をとれないため間隔尺度である。
選択肢の確認
1.「a,b」:aのID番号は名義尺度で正しいが、bの交互反復運動回数は絶対的ゼロをもち比にも意味がある比率尺度なので、この組合せは選べない。
2.「a,e」:aは正しく、eの歩行距離も0と比に意味がある比率尺度なので、この組合せが正しい。
3.「b,c」:bの運動回数を順序尺度とするのは誤りで、cの反応時間も量的な時間尺度として扱う。
4.「c,d」:cを間隔尺度とする分類には問題があり、dの摂氏温度は比率尺度でなく間隔尺度である。
5.「d,e」:dは誤りだが、eの歩行距離は絶対的ゼロをもつ比率尺度なので両方誤りではない。
覚えるポイント
名義=ラベル、順序=順位、間隔=差、比率=差と比。摂氏0度は絶対的ゼロでないことが頻出である。