19PM056第19回 言語聴覚士国家試験 過去問

失語症

失語症における発話の流暢性の評価指標でないのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

失語症の発話流暢性は、発話量・句の長さ、文法構造、構音の努力性、プロソディー、錯語など発話の連続性と形態から評価する。保続は前の反応が不適切に繰り返される現象で、流暢性の主要評価指標ではない。

解説

流暢性は単に「よく話すか」だけではなく、発話開始の容易さ、1回の呼気で続く語数、文法的なまとまり、音の連結、抑揚や速度などを総合して判断する。非流暢性発話では短い発話、努力性構音、失文法、プロソディーの平板化などがみられやすい。流暢性発話でも錯語や空語句が多ければ情報性は低いので、錯語の量・性質も発話特徴の記述に用いる。保続は課題や刺激が変わっても以前の語・反応を反復する遂行制御上の症状で、別軸で記録する。

選択肢の確認

1.錯語:流暢性の発話特徴を評価する際に扱う。流暢でも錯語が多い病型の鑑別に役立つ。
2.保続:正答。反応転換の障害を示す症状であり、発話流暢性そのものの主要指標ではない。
3.文法形態:評価指標になる。文法的構造の有無や失文法は非流暢性の判断材料である。
4.発話の長さ:評価指標になる。句の長さや連続発話量は流暢・非流暢を分ける基本所見である。
5.プロソディー:評価指標になる。抑揚、リズム、速度の自然さは流暢性の重要要素である。

覚えるポイント

流暢性は長さ・文法・構音努力・プロソディー・錯語で記述し、保続は反応の切替え障害として分ける。

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