20PM052第20回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語聴覚障害総論

誤っている組合せはどれか。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

speech、language、hearingのどの機能が中心に障害されるかを分類します。環境音失認は言語そのものではなく、聞いた非言語音の認知障害です。

解説

speechは発声・構音・流暢性など、音声として話す行為を指します。喉頭を失う無喉頭と、発話の流暢性が乱れる吃音はspeechの障害です。languageは語彙、意味、文法など記号体系の理解・表出で、失語症のジャルゴンは言語表出の障害に含まれます。環境音失認では聴力が保たれていても、ベルや動物の声など非言語的な環境音の意味を同定できません。これは聴覚認知の障害で、言語体系の障害ではありません。聞こえの低下は自己音声の聴覚フィードバックや音声発達へ影響し、言語明瞭度低下として現れることがあります。

選択肢の確認

1.「無喉頭―話しことば」は喉頭音源を失い発声方法が変わるため、speechの障害として正しい対応です。
2.「吃音―話しことば」は繰返し・引伸ばし・阻止など発話流暢性の障害なので正しい対応です。
3.「環境音失認―言語」は誤りです。非言語音の聴覚認知障害で、languageの障害ではないため正答です。
4.「ジャルゴン―言語」は意味不明な語の連続など失語性の言語表出障害として正しい対応です。
5.「言語明瞭度低下―聞こえの低下」は聴覚フィードバックや音声獲得への影響として関連する対応です。

覚えるポイント

speechは声・構音・流暢性、languageは語・意味・文法、hearingは受聴と聴覚認知です。環境音失認は非言語音認知の問題です。

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