21AM008第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

小児科学

アプガースコアの評価項目でないのはどれか。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

ApgarスコアのAはactivityだが、評価するのは筋力の最大値ではなく四肢の屈曲や自発運動としての筋緊張である。『筋力』は正式項目ではない。

解説

Apgarスコアは出生直後の新生児状態を迅速に把握する5項目で、Appearance(皮膚色)、Pulse(心拍数)、Grimace(刺激反射)、Activity(筋緊張)、Respiration(呼吸)を各0~2点で採点する。通常1分・5分時に評価し、必要なら継続する。Activityを『筋力』と置き換えないことがポイントで、徒手筋力検査のように抵抗に逆らう最大筋力を測るのではない。四肢が弛緩しているか、ある程度屈曲しているか、活発に動くかを筋緊張として判定する。

選択肢の確認

1.「心拍数」:心拍数はPulseに当たり、拍動なし、100/分未満、100/分以上という循環状態を評価する正式項目である。
2.「呼 吸」:呼吸はRespirationとして、無呼吸、弱く不規則、良好な呼吸・啼泣という段階で評価する。
3.「筋 力」:筋力はApgarの正式名称ではない。Activityでみるのは四肢屈曲と自発運動に表れる筋緊張である。
4.「反 射」:反射はGrimace、すなわちカテーテル刺激などへの顔をしかめる反応、啼泣、咳・くしゃみとして採点する。
5.「皮膚の色」:皮膚の色はAppearanceで、全身蒼白・チアノーゼ、四肢のみチアノーゼ、全身ピンクを区別する。

覚えるポイント

APGARはAppearance・Pulse・Grimace・Activity・Respiration。Activityは筋緊張であって筋力検査ではない。

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