21AM065第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

小児科学

有意味語が獲得できないのはどれか。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

18トリソミーは重度の発達障害と多発奇形を伴い、生命予後も厳しいため、有意味語の獲得に至らないことが多い。

解説

染色体・遺伝症候群の言語発達は、知的発達だけでなく運動、聴覚、構音器官、全身状態、生命予後を含めて比較する。18トリソミー(Edwards症候群)は重度の精神運動発達遅滞、心奇形、摂食・呼吸問題などを伴い、コミュニケーション発達が非常に限定され、有意味語を獲得できない例が多い。21トリソミー、Turner症候群、Prader-Willi症候群、Williams症候群では各々に認知・言語プロフィールや遅れはあるが、支援と発達により有意味語を獲得する可能性がある。

選択肢の確認

1.「21 トリソミー」:21トリソミーでは表出言語や構音の遅れが目立つことはあるが、多くは有意味語を獲得する。
2.「ターナー症候群」:Turner症候群では視空間・算数などに弱さがあり得る一方、一般に音声言語の有意味語獲得は可能である。
3.「プラダ―・ウィリー症候群」:Prader-Willi症候群では筋緊張低下や発達遅滞、構音問題を伴うが、有意味語を全く獲得できない症候群ではない。
4.「ウィリアムス症候群」:Williams症候群は知的・視空間面の課題に比して語彙や社交的言語が相対的に発達し、有意味語を獲得する。
5.「18 トリソミー」:18トリソミーは重度発達遅滞と全身合併症のため、音声による有意味語獲得へ至らないことが多い。

覚えるポイント

症候群名だけでなく、表出が遅れるのか、言語が相対的強みか、全般発達と生命予後が重いかを比較する。

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